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【特集】米作りの1年

6.「5月 田植え」 

美味しいお米を作るための代掻き 五郎兵衛米の代掻き

代掻きです。代描きとは田植の前に水田に水を入れて土塊を砕く作業です。水田の漏水を防止し,田植えを容易にする効果があります。 また肥料と土をよく混合することで雑草,害虫等の除去を助ける効果もあります。

田植え前

いよいよ田植えです。 大切に育ててきた苗たちが開放される日がやってきました。

田植え準備 田植え

水稲栽培は日本の農業の中心な為か、あらゆる行程が機械化されているわけですが, やはり人の手が必ず必要な部分が随所に有り,農業の大変さを実感します。

又逆に手による作業の大切さも再認識します。手作業でないと、各生産者の特徴、 まじめさ、味、丁寧さから生まれるカタチ等がきっと出せないと思うんです。

きっとこれから先もどんなに機械化が進んでも同じような気がします。 農業に入る前は効率を重視していましたが、この点でも考え直されました~


歩行式田植え機

こちらは「歩行式田植え機」です。 ぬかるんで機械が入れない田んぼはこちらの古典的な機械を使います。風情が有るでしょう?

7.「5月 草刈り&除草」

草刈り後
歩行式草刈り機、作業はこの機械と、この機械の後に人が刈払機で仕上げます。

草刈り前
こちら草刈り後。

草刈り機「手押し」
「手押し」はその名の通り、手押しの田車です。これで除草作業をするわけですが, かなりの重労働で,私には1日に2~3畝,2時間の作業が限界でした。

草刈りの新兵器
新兵器は田車にエンジンが付いていてとても楽ちんです。
2時間もかからず1反歩の草刈りが出来てしまいます。

しかし株間はやはり手作業になるのですね。
なのでここで人により差が出るのです、こまめな人、より良い物を作ろうとする人は 丁寧に全面株間の草も取り除くでしょう。 

8.「7月 水切り作業」

水切りで使用する水切り機
上用式水切り機。

お米作りでかかせない水切り作業後
水切り作業後。

水切りをして栽培の途中で一回水を落としてしまう事により,ガスを抜き、酸素の補充を促し, 根の活性化を計ります。更に分げつの抑制と下位節間の伸長を抑え倒伏の防止の役目があります。 また,収穫直前の落水でも田面が固くなり機械作業を容易する意図もあります。

9.「7月 追肥」

時期を見逃さずに行う7月の追肥作業
7月25日に撮影した画像です。
この追肥作業も適期を見逃さず行います。

10.「10月 稲刈り」

いよいよ稲刈りです。コンバインが大活躍します。
お米作りの一番の楽しみ稲刈り
籾の排出

お米を新鮮なうちに籾摺り機へ
刈り取った稲はすぐに乾燥器へそして翌日籾摺り機へ。

お米軽トラに750kg
その後袋詰め作業をし、軽トラに750kg(25体)を積みます。
(この時も軽トラはきしみます)

大切なお米をお客様に出荷
新米の時はご予約を頂いているお客様に一気に出荷します。

以上,お米作りの1年間の流れを簡単にご説明しました。 これ以外にも水の様子を毎日,朝と晩に見回ったりするのもお米作りの大切な仕事です。 私が手間暇かけて一生懸命に育てた五郎兵衛米をどうぞお試し下さい。

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